【釣り勉強/魚の目の仕組み編2】魚は色を識別できる?ルアーやエサなどの形状識別は?

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魚の勉強シリーズ第2弾です。

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【釣り勉強/魚の視界編1】見えている魚は釣れない?アジやサバなど魚の視力は?

今回も魚の視覚にまつわる事柄を記載していきます。

魚はルアーの形状を判断できるのか?

 

ルアーにはさまざまな種類がありますが、中には小さな傷模様がついていたり、微妙に形が違ったりするルアーがあります。

これらの微妙な形状の違いを魚たちが判断できているのでしょうか。

 

結論は魚は微妙な形状の違いを判断出来る!です。

 

こちらもブルーギルを用いた実験結果より判明しているのですが、●や▲の図形はもちろんのこと、形状が酷似している図形も見分けられたとのことです。中でも驚きなのがでたらめに打った点群も見分けられるとのこと。人間には到底判断できないレベルのものでもしっかり見分けたそうです。

なお、今回の実験方法は複数の図形を魚の前に並べて、決まった図形の前に餌を落とすという方法です。図形を認識できているので酷似した図形が並んでもしっかり決まった図形の前に魚がくるというわけです。

 

以上のことからルアーの細部までに拘ることはバッチリ効果あるといえますね!

 

魚は色の識別ができるのか?

 

これは非常に気になる点ですね。ルアーの色はもちろん、サビキ針などにも様々なカラーがあるけど

本当に意味を成しているかは気になります。

 

これも結論から言うと、魚は色を判断できる!です。

 

こちらは「顕微分光度計」という実験装置を使って魚の眼の視細胞を観察して得られた実験結果です。この方法によって魚はほぼすべて色が判断できると結論付けられていますが、深海魚やサメ類は色盲であるとされています。

 

実際には天気や水中の濁り具合などによって色の見え方は変化しますので、同じ対処魚を狙っていても、その時々に合ったルアーを試してみることは非常に合理的な行動といえますね。

 

なお人の網膜内にある視細胞には「錐体」と「桿体」があり、そのうち明所では「錐体」が主に働き、この「錐体」によって色を判別しています。「桿体」は色の識別は出来ませんが暗所で主に働き、わずかな光を感知するのに役立っています。そしてこの「錐体」にはさらに「赤錐体」「緑錐体」「青錐体」という3種類に分類でき、それぞれ赤、緑、青の光を感知することが出来ます。

 

実は魚はこの3種類の錐体の他にもう1つ錐体を持っており、人には見えない紫外線を色としてみることが出来ます。

 

そのため人よりもカラフルな世界が見えているかもしれません。また、紫外線を判別できるのでもしかしたらルアーに紫外線塗料などを使用してみると効果があるかもしれません。

 

明暗の判断について

魚は明暗の判断ももちろんできます。明暗を判断するのは魚の脳の頂部にある「松果体」という器官であり、魚の第三の眼とも呼ばれています。

日差しが強すぎる日などはこの松果体で光を感知して、魚が少し深場に潜っていってしまうことがありそうです。

まとめ

・魚はルアーなどの微妙な形状の違いを判別できる
・魚は色の判別ができ、人には見えない紫外線も見える

参考にした書籍は以下です。

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