一級建築士試験 【フリーハンド 製図試験で用いた道具の紹介】

建築
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    こんにちは。まいたけです。

 

前回の記事で一級建築士を合格するまでの受験時間と製図をフリーハンドで挑んだ理由について記載しました。

今回は製図試験本番に使用した道具を紹介します。

 

筆記用具

・メインシャーペン(0.5mm)

ステッドラー製図用シャーペン 925-35-05 (0.5mm)を使用していました。

 

 

 

 

重量感があるため手になじみ、力強く書くことが出来ました。あと見た目がかっこいいのも決め手の理由です。製図学校用と普段使い用で2本購入して常にこのペンに手が慣れるようにしていました。

 

ちなみにぺんてるのスマッシュ0.5mmというのも使用しましたが、重量感がない、かつ芯が折れやすくステッドラー社のシャーペンにすることにしました。

 

・サブシャーペン(0.7mm)

 

ステッドラー製図用シャーペン 925-25-07 (0.7mm)を使用していました。メインシャーペンの太さ違いです。サブとはいっても、このペンの出番は柱型を書くときのみでした。柱は力強く書いた方が印象が強くなるので0.7を使用していました。

0.5mmのシャーペンと間違えないように、0.5mmはネイビー、0.7mmはシルバーにしていました。

 

・シャー芯 Hi-uni 2B

 

→正直、シャー芯の銘柄は何でもいいと思います。

芯の濃さが重要で0.5mm0.7m2Bにしました。濃い方が印象が強くなるからです。

 

ただし濃い芯を使うほど製図用紙が芯のカスで黒っぽくなりやすいというデメリットがあります。

 

そのため、鉛筆の濃さは自分の筆圧と相談して決めるがよいと思います。

 

例えばもともと筆圧は濃い方は、0.5mmBで対応し、0.7mmは芯が太い分若干薄くなるため2Bにするといった選択もありです。

 

・鉛筆

 

→鉛筆は最後の装飾用に必ずあった方がいいです。フリーハンドだと装飾込みで勝負だと思いますので。私はステッドラーのWOPEXという鉛筆のHBを使ってました。

 

このペンは触り心地が少しゴムっぽいので滑りにくく使いやすいです。

 

また濃さは装飾の練習をしてみて個人的にHBが色の調整がしやすいと感じたのでHBにしました。

 

・グリップ

 

2つ入りで200円程度のソフトグリップを使っていました。上記で紹介したシャープペンシルは持ち手の部分が金属?のため長時間持ち続けていると中指の第一関節が痛くなってきます。そのため、使用するすべてのシャーペンにはグリップを付けていました。

 

これの有無で手の痛さは全然違いますので是非取り付けることをお勧めします。

 

ちなみにシャーペンへの装着が難しかった覚えがあります(笑)

・消しゴム

 

→メインで使用する消しゴムは何でもいいと思います。私はmonoの一般的な消しゴム使ってました。大きいと使いづらいので小さめの(60円のやつ)を使ってました。

 

・ノック式消しゴム

→こちらも基本は何でもいいと思いますが、芯先が角ばっているものの方が消すところをピンポイントで狙えるのでお勧めです。

私はmonozeroというものを使ってました。角型で見た目がかっこいいからです。

 

また、ノック式消しゴムは上記のメイン消しゴムとは別で絶対あった方がいいです。細かいところが消せますので。

 

・蛍光ペン

ぺんてるのノック式ハンディラインを使用してました。

理由はキャップを落とす心配がなくなるからです。もちろん、ノック式なので片手でワンタッチで使えるのも良い点です。

 

ただし、パイロットのフリクションマーカーも捨てがたいのでこの辺は個人の好みかなぁと思います。マーカーを消したくなる場面は少なからずありますので。

 

 

・色ペン

 

→パイロットの4色まとまったフリクションを使用していました。どんな場面でも活躍しますのでお勧めです。私は蛍光ペンも含めノック式で統一しています。

 

基本的にキャップは試験中に邪魔にしかならないです。

 

フリクション類はマーカーも含め、インクの消費が激しいので残量は常に確認しておきましょう。

 

製図用具

・製図版

 

→大学の時に使用していたものを最後まで使っていましたが、使い勝手はいまいちでした。資格学校で販売しているものが試験に特化していると思いますので持っていない方はそれでいいと思います。以下の商品が資格学校等で売っているものだと思います。

いずれにせよ、フリーハンドの場合作図開始10分しか製図版を使わないのでそこまでこだわりはなかったです。

 

・大きい三角定規

 

ステッドラーのマルス36cmを使用していました。大きい三角定規については36cmが必須です。製図版の上から下まで一気に線を引くことが出来るからです。

 

30cmを使用している方が多いと思いますが、30cmだと微妙に長さが足りないので縦の基準線を書くときに作業量が倍になってしまいます。

 

ちなみに36cmでメモリ付きのものがあればステッドラーのマルスより、そちらを買った方がいいです。なんでもメモリ付きの方がいいです。

 

・小さい三角定規

→ウチダ 方眼三角定規 を使用していました。

こちらは必須品です。

フリーハンドといっても直線を引きたい場面は多々あります。私の場合は引き出し線や基準線、あとはカーテンウォールの外側の薄い線などはこの定規を使用して書いていました。メモリがついているので製図版が無くても解答用紙の方眼に合わせることで直角・30度・45度・60度が取りやすいです。引き出し線は60度で統一することで見栄えをよくしていました。

 

余談ですが、鉄骨の溶接記号は基線(水平線)に対して矢の部分を60度で引き出すのが基本です。60度で文字が重なるようなら120度→60度→基線につなげたりします。まぁ60度に必ずしも拘らなくてもいいのですが。

 

・コンパスと三角スケール

 

→なんでもいいです。特にコンパスは作図中に一回も使わないことも多く、使ったとしても多くて一回しか使わないのでコンビニで売っているものでいいと思います。

 

・テンプレート

 

→総合資格で使っているもので十分だと思っていましたが、製図2年目でバンコの三角定規テンプレートがめちゃくちゃ使いやすいことに気づきました。

持ち手があるので安定するのと、厚みがあるので力を込めて書いてもテンプレートからシャーペンがこぼれないためです。

 

また円型のテンプレートは持っておいて方がいいです。大きめの円の作図を求められた時にはコンパスを使うより円型テンプレートを使用した方が圧倒的に早く対処できるからです。

 

・電卓

→無印良品一択です。

 

2000円くらいでした。押し心地が非常によく、各ボタンの間に隙間が空いているので押し間違えることもまずないです。もちろん押し間違えても一文字削除機能等もあるので時間ロスもまず生じないと思います。

 

びっくりするくらい使いやすいので今も関数電卓が必要な場面以外は会社・私生活で愛用しています。

まとめ

上記はあくまで一例ですので使ってみてしっくりくるものを使用するのが一番だと思います。

ただ、道具選びは大事ですが、それに時間をかけすぎてもしょうがないのでちゃっちゃと決めちゃうのがいいです。

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